ゴンくんのドッグトレーニング(咬む犬の変化)

ごんくんのドッグトレーニング

怒る犬から怒らない犬へ

柴犬のごんくん。本当に賢くなりました。

ごんくんは4歳の頃から飼い主さんを本気で咬み始め、病院に行かないといけない程でした。咬まれるまでは、首輪を着けたり、ブラシをしたり、スキンシップをするのに恐怖は無かったとおっしゃっています。それが、4歳を過ぎてから徐々に飼い主さんに対し、牙をむけるようになったそうです。唸ることもなく、突然咬みついてくるごんくんに対し、少しずつ恐怖を覚え、最後はリードも付けれずになりました。

その頃、良く覚えていませんが、5、6社のドッグトレーニングを行っている業者にトレーニング依頼の電話をしたそうです。結果は全て電話の時点でダメでした。そこで、飼い主さんは保健所に電話をし、どうしたらいいかの相談をします。そこで、保健所の提案は、一件、咬みを専門で行っている会社を紹介すると言ってくれたそうです。直ぐに飼い主さんはその紹介された会社に電話。すると、「受けれません。」との回答だったそうです。

どうして、ごんくんのご依頼は受けてもらえないのでしょか。私は咬み専門というわけではありませんが、今まで咬み付きが酷い犬のトレーニングを数多く行いました。ごんくんもその一頭です。私自身、油断はしていなくても、今まで何度も咬まれ、ある時は、飼い主さんのご自宅の真っ白いカーペットを私の血の色で真っ赤に染めたこともありました。(とても情けなく恥ずかしいお話です。)犬の咬傷は気をつけないと、ばい菌が骨まで行き、骨を溶かしてしまいます。そうなると、指の場合切断となる場合もあります。大変危険です。

犬は一度でも人や犬に咬みつくと、犬本来持っている攻撃本能が目覚めます。自分の持っている武器(牙)がどれだけ強力かを知ってしまうのです。人間は、愛犬が牙を出し、咬みつくと直ぐに逃げてしまうか、弱々しい感情になってしまいます。「痛ぃ。。。こわー。。」というように、犬から見れば自分の武器が通用することを知ることになります。そうなると後は、愛犬が嫌がることをすると、直ぐに噛み付いてきます。そうなってしまうと、トレーニングでどうこう出来る範囲では無いケースも多くあり、時に病院で薬を飲みながら、同時にトレーニングを行うケースもあります。しかも年齢が1歳を超え、成犬になってからの咬みは簡単ではありません。

ごんくんの場合、当社に電話があったのは、5歳の時でした。何頭も訓練を行ってきた中で、ごんくんとの初対面は今でもとても鮮明に覚えています。なぜなら、私が家に入ると、リビングにリードでごんくんは繋がれていましたが、今にも私を嚙み殺そうというぐらいの気迫で吠え、牙を向きだしていました。今まで何頭も他人を咬む犬と会って来ましたが、その中でもごんくんが1位か2位の怖さでした。普段、あまり怖いと感じない私でも、ごんくんの時は恐怖を覚えた記憶があります。

今のごんくん

話が長くなってしまいましたが、今のごんくんはどうなったかというと、

絶対咬まない。これは保障できません。しかし、以前と違い、恐怖の無い散歩に行け、ごんくんを触ることも出来るようになりました。それどころか、座れ、フセ、待て、つけ、コイ、どれも凄く綺麗に行います。時間はかかりましたが、ここまでごんくんが変わってくれました。同時に、飼い主さんにも変わってもらいました。

ほんと良い表情です。いつも飼い主さん、ごんくんともに、今出切る事を行ってくれています。頑張っています。

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