りきくんのドッグトレーニング(主従関係)

りきくんのドッグトレーニング

主従関係の難しさ

今回は柴犬のりきくん。男前で本当に可愛いりきくん。

りきくんのドッグトレーニングただ、飼い主さんを咬んでしまいます。原因は主従関係です。咬むといっても、怪我をしていてイライラしているからというわけでもなく、人を見て咬む人と咬まない人をしっかり判断しています。しかも咬む強さ、怒るレベルまで人によってランク付けをしていて、ご家族の中でもはっきり順位付けをしています。

さて、りきくんの場合、比較的早い段階からしつけを行っていたのですが、それよりも先に飼い主さんに唸り、咬み付いていたことが、今に繋がっています。その問題の主従関係。なかなか簡単には改善され無いケースもあり、これをしたら簡単に改善するといった魔法のような方法は無いといってもいいと思います。しかし簡単ではなくても方法はちゃんとあります。方法は沢山あるので、ここでは書きませんが、一番最も大事なこと、それは「飼い主の気持ち」です。正直これ以上大事な方法はありません。まず、人任せにしない、手間がかかってもトレーニングをする、めんどくさがらない。方法などはその後です。ただ、どうしても方法を知りたい場合、本を買ってください。必ず方法は書いてあります。本にもよりますが、基本正しいことが書いてあります。ただ、書いていないこと、それは飼い主の気持ちの部分です。どれだけ、改善しようと考えているのか。まぁなんとなく。ではまず無理だと思ってください。当然、犬の問題の度合いや性格、色々な面で話は変わってきますが、重度の問題行動(咬みが頻繁)の場合は、そんなに簡単ではありません。

りきくんのドッグトレーニングそういえば昔、私がトレーニングでお伺いした犬でこういう話がありました。

犬種はトイプードル、依頼内容は咬み。ご家族の中で皆さんを咬むんですが、特に旦那さんに対してはとても酷く、旦那さんが帰ってくるとかなりのレベルで吠えて咬み付きにいきます。旦那さんがソファに座って、ほんの少しでも動くと足を咬み付きにいきます。お風呂に入るとき、洗面所、リビングの出入り、全て旦那さんが動くと怒ります。旦那さんだけでなく、奥さんにも怒りますが、旦那さんが一番酷く咬まれていました。また、床に落ちているものを拾おうとすると、必ず手に咬み付いてきます。鞄や椅子などを動かしても咬み付いてきます。これは誰でもでした。他にはチャイムが鳴ると過剰に吠え、散歩は歩かない。トリマーさんも大変だと言っていたそうです。

内容はこんな感じ。年齢は当時4歳だったかな。このような内容で飼い主さんはある訓練士に依頼の電話をしたそうです。すると訓練士は「どれだけ本気でなおしたいですか?」と聞いてきたそうです。「なんとなくなおればいいと思っていますか?それとも絶対なおしたいですか?」そこで飼い主さんは「なおってくれると嬉しい」と答えたそうです。この会話の中で別におかしいところはありません。しかし訓練士は「それでは当社では受けれません」と断られたということでした。なぜでしょうか。

訓練士の考えた答えは、「この飼い主では改善しない」と判断したのでしょう。私でもちょっと酷いなぁとは思いましたが、訓練士の気持ちも分かります。こういった問題行動がある犬の場合、「なおると嬉しい」ではなく「なおす」、「良くなってくれれば」ではなく「よくする」と考えるくらいじゃないと改善が難しいからです。何度もいますが、犬の性格や問題の内容などにもよります。
その後私がトレーニングを受けることになったのですが、今では当社から卒業しています。旦那さんが動くことで吠えていた子は吠えなくなり、動くだけで咬み付いてくることもなくなりました。床に落ちている物を拾ろう時も噛み付かなくなりました。抱っこもできます。しかし、時間はかかりました。

 

話が長くなりましたが、りきくんの場合、飼い主さんは今できることを行ってくれています。少しずつかもしれませんが、必ず改善するという気持ちを持って取り組んでいきましょうね。

お疲れさん!りき^^ ちなみにりきくんの大好物は私です(笑)

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